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内覧会のやり方

2011年4月28日 内覧会
この3月、4月は新規開業の案件を多くいただき、内覧会を行う機会がありました。

また、連休明けに内覧会を控えておられる先生方も多くいます。

なので、本日は内覧会のやり方についてお話ししたいと思います。

内覧会の目的
勘違いしてはいけないのは、内覧会に何人おいでいただこうが、その方々が実際に患者さんとして来院されなければ意味はありません。

内覧会の目的は、今まで来院されたことの無い方々に自院を知ってもらい、顧客として根付いてもらう事です。

ですので、内覧会においでいただいた方々には100%自院の魅力を知ってもらわないといけません。

この為のトークを練習し、自院を知ってもらうための資料を用意しなければなりません。

何百人を内覧会で集めても、顧客を獲得できなければ、何の意味もありません。

内覧会の告知方法
次にどうやって内覧会に人を集めるのか?
一般的には折込チラシが使われることが多いですね。

ここで知っておかねばならないのはチラシの反応率とコスト。
数多くの内覧会を行ってきましたが、折込チラシの反応率はだいたい0.3%程度です。

1000枚配布して、3人来るくらいの確立ですね。
なので、折込チラシを使って100人集めたかったら30,000枚程度のチラシの配布が必要という事です。

折込チラシを入れるのに必要なコストは
A4フルカラーのチラシならば、10,000枚で5万円位、新聞折り込み料は2.5円位が相場です。
デザイン費もかかるので、大体チラシを10,000枚配布するのにかかるコストは10万円位という事になります。

上記は折込チラシの場合ですが、ポスティングだともう少しコストがかかり、1枚当たり4~7円くらいの配布料金がかかります。(坂が多いところや一軒家ばかりのところだと高くなることがあります。)

折込チラシは新聞の配布地域にしか配布されないので、配布したい地域に上手く配布できないことがありますが、ポスティングの場合はより細かく配布地域を指定できるので、無駄が少ないと言えます。

一番コストがかからないのはハンディング(手配り)です。
ハンディングの場合反応率は2~5%程度もあり、コストパフォーマンスは抜群に高いです。
仮に反応率が2%としても5,000枚チラシをまけば100人集客できる計算になります。

が、5,000枚のチラシを手配りで配布するには大変な労力が必要です。

ハンディングを代行してくれる業者さんもありますが、接骨院の様な専門的な知識が必要な業種の場合、配布するスタッフさんがチラシを受け取った方からの質問に答えられない事が多くコストも高いのでオススメはしません。

ハンディングの場合、チラシを渡すことが目的というより内覧会をいつ、どこでやるかを口頭で告知する方が重要です。
そうすれば、チラシを受け取らなかった人や周囲の方々にもアピールができ、興味を持った方がチラシをもらいに来てくれたり、詳細を聞きに来てくれたりもします。

ハンディングの場合、警察に道路使用許可を出す必要もあるので、忘れずに。

告知の時期
告知の開始時期も大事ですね。
よく、内覧会の前日や当日に告知をする人が居ますが、これもオススメしません。
出来たら、3週間前くらいから告知を始めたいところです。

特に折込チラシなどの場合、1回見ただけでは捨てられておしまいという事が多々あります。
なので、繰り返し告知を入れ内覧会そのものの認知を上げる必要があります。

同じ30,000枚のチラシをまくにしても、いっぺんに広範囲にまくよりは
第一次商圏(接骨院の場合だと半径500メートル~1キロ位まで)に繰り返しまくことをオススメします。
繰り返し、告知を目にすることで最初は興味が無くてもだんだんと刷り込まれていきます。

ハンディングの場合でも5000枚まこうと思ったら、10日位は必要になりますので、早めの行動が大事です。

まだまだお伝えすべき事はありますが、
かなり長文になってしまったので、続きはまた後日。

内覧会について、疑問のある方はtamuragm@gmail.comまでご連絡下さい。

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