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師匠の存在

2012年4月25日 ブログ
こんにちは!
高松からの帰りの新幹線なう

今日は半袖でいいくらいの暖かさ
気持ちがいいですね~

さて、4月23日(日)はチームNEXT勉強会in大阪

東京同様、馬越先生から骨盤ダイエットの紹介、私から就業規則の作り方についてお話ししました。

接骨院・整体院コンサルタント 田村剛志公式ブログ  大阪も多くの先生方にご参加いただきました。

ここ最近チームNEXTの勉強会には院長先生、オーナーが参加すると言うよりもスタッフさんが参加されることが多くなってまいりました。

先生方曰く「チームNEXTの勉強会、懇親会に参加させることが何よりのスタッフ教育になる。」

これはウレシイお言葉です。

チームNEXTの勉強会の会費は月々30,000円の年間制

チームNEXT勉強会WEBサイト 4月で受付終了です。

1社につき2人まで参加できるとはいえ、決して安い金額ではないと思います。

この勉強会にスタッフさんを参加させることはの出来る先生は素晴らしいなと思います。

正直チームNEXTの勉強会では経営者側にとって都合の悪いことをお話しする事もあります。

それはチームNEXT、とりわけ私の

「治療院業界を独立しなくても食べていける業界にしたい」

という思いがあるから。

特に今回テーマにした就業規則というテーマは経営者さんにとって、
一番従業員に聞かせたくない話だったと思います。

にも関わらず、今まで一番スタッフさんの参加が多かった事に私は驚き、
同時に大変うれしく感じました。

チームNEXTご参加各社のスタッフさんは凄くラッキーだと思います。

当日、懇親会の二次会で馬越先生とも話したのですが、

「従業員時代に一番勉強になったのは、他の治療院の先生たちとの交流会に出た事」

だったというのがお互いの共通見解。

接骨院・整体院コンサルタント 田村剛志公式ブログ  この日誕生日だった先生をサプライズでお祝い

そういう意味で、チームNEXTの勉強会、懇親会には多くの治療院の先生方、スタッフさんが集まっています。
それも1年間、共通の勉強をしていく仲間が揃っていると言う点では素晴らしい学びの場ではないかと思います。
私自身、チームNEXT勉強会、懇親会を通じて多くの事を学ばせていただいています。

そしてお互い、「良い師匠を持ったことが最高の幸運だった」とも

この業界はどんな師匠の基で修行したかで、その後の人生が大きく変わってしまいます。
最初に刷り込まれた感性、常識はなかなか変える事が出来ません。
そして、それは子が親を見て育つが如く、師匠の影響を強く受けるものです。

そういう意味でも、チームNEXT勉強会、懇親会に参加されているスタッフさんたちは最高の師匠を持ったのではないでしょうか?

スタッフさんにとって治療院というのはひとつの社会です。
朝早くから、夜遅くまで、1年の殆ど治療院の中で過ごすことになります。

それ故にひとつの社会しか知らないと偏屈な人間になってしまう危険性もあります。

自分自身がそうでしたから良くわかるのです。

集まっている治療院の数だけ社会があります。

他所の社会を知る事で自分の中の常識が変わります。

懇親会ではこんな話も出ました。

「海外に行くと日本のサービスレベルの高さと顧客のサービスに対する要求レベルが異常に高いことがわかる。」

海外、特に欧米圏に行かれたことがある方は、この感覚がお分かりになると思います。

私がヨーロッパに行ったときに大変驚いたのが、

「It is not my business」

という言葉、直訳すると「それは私の仕事じゃない」という意味ですが、
ニュアンス的には「そんなの私の知った事じゃない。」という感じなんだそうです。

このセリフをホテルのレストランで、注文したものがなかなか出てこなかったので
早くしてほしいという旨を伝えた所、上記のセリフを吐かれたのです。

日本では考えられない事ですよね?
ちなみにガイドブックにも載っているような4つ星ホテルです。

しかしながら、これは欧米圏では珍しい事ではないのだそうです。
なぜなら欧米では「サービス≠無料」ではなく、「サービス=有料」だからです。

欧米圏のチップ制がそれを顕著に表しています。
欧米のホテルでは部屋を出るときに枕元にチップをおいて置かないと部屋の清掃をしてくれなかったりすることが平気であるそうです。

要するに「部屋の掃除をしてほしかった、チップをよこせ」という文化なわけです。

なので、日本に来た欧米人は「日本人は親切だ!」となり
海外に行った日本人は「海外はサービスが悪い!」となるわけです。

少し話は逸れましたが、
「人は環境と文化によって育つ」
ものです。

ですから、スタッフを雇用するという事は、その方の人生を左右する事になりかねません。
そういう意味で、師匠の責任はとても大きいのです。
そして、その覚悟と自覚がない人はスタッフを雇用してはならないと私は思います。

PS これから東京に帰って久しぶりに師匠と会います。

楽しみです。

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