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2年間の重み

2013年3月13日 ブログ
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

3.11 東日本大震災から2年・・・

あっという間の2年です。

2年たった今も被災地の復興はなされていません。

2年という月日はとても長いです。

2年前の私は、コンサルタントとして、セミナー講師として
全くと言っていいほど無名で、
セミナーを開いても20名もおいでいただくことは出来ませんでした。

訪問コンサルティングの訪問先では終始、

「本当に結果が出るんですか?」
「こいつホントに大丈夫か?」

と疑いのまなざしを向けられる日々でした。

未だ実績もなかったし、名前も知られていなかったから
私の話に耳を傾け、信じてくれる人は少なかったのです。

しかし、それから2年

多くの人に支えられ、少しづつ実績を積み
信頼を得ることができました。

今ではセミナーは満員御礼、多くの人に来ていただけるようになりました。

コンサルティングも依頼を断らねばならないほど、多くのクライアントに恵まれました。

2年という月日は、人の人生を変えるに十分な時間です。

その2年という貴重な時間
被災地では、不自由を強いられ、
その貴重な時間を奪われた人々が居ます。


未だ、家に帰ることのできない人がいます。
震災によって変わってしまった多くの人生があります。
失われた人生があります。

ボランティアやコンサルティングで被災地に行く機会をいただき、
実際に被災された方々の現実を聞く事が出来ました。

福島の避難所では、
東京電力の職員と原発によって家を追われた人が隣り合って暮らしていました。

ある人は言いました。
「福島は東京の代わりに被災したんだよ。」

福島の原発は福島ではなく、東京に電力を供給していました。
つまり、本来東京の人たちが負うべきリスクを福島の方々が負い
そして被災したのです。

その一方で、
「原発があったから、これまで生きてこれたんだ。」
とつぶやく人もいました。

震災直後から原発で仕事をしている人に会いました。
「怖くないんですか?」と私は尋ねた。
「誰かがやんなきゃいけないから。」その人はそう答えた。

驚くほど多くの方が家族を失っている事も知りました。
「亡くなった家族の分も笑顔で生きていかないと」と口々におっしゃいます。

自分に与えられた恵まれた2年間
被災地で奪われた2年間

同じ2年間だけど、まったく違う2年間

自分に与えられた環境と時間が当たり前では無いのだと感謝すると共に
被災地の一日も早い復興を願います。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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