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伝言ゲーム

2012年6月6日 スタッフ研修
しとしと雨の東京からこんにちは!

この所、新規開業や分院展開をされるクライアントさんがとても多い。

加えて、今月、来月と自社のサロンオープンも控えているため
ずっと開業準備をしています。

開業準備は新しい事に挑戦できる『楽しみ』と共に上手くいくかどうかの『不安』が付きまといます。

特に分院展開の場合、『店舗を人に任せる』という大きな課題が発生します。

多くの場合、1店舗目の開業についてはご自身が責任者として現場に立たれます。

しかし、2店舗を開業する際は、

『1店舗目を人に任す』もしくは『2店舗目を人に任す』事になります。

自らが、現場に立ち指揮をとるのと『人を通じて』指揮をとるのとでは仕事の難度に雲泥の差があります。

それは人に何かを『伝える』という事がとてもとても難しい事だからです。

こっちが伝えたかったことと、相手が受け取った事が違うという事は多々あります。

私はよく、

「経営とは伝言ゲームである。」

というお話をさせていただいています。

$接骨院・整体院コンサルタント 田村剛志公式ブログ

企業の強さはこの伝言ゲームのうまさで決まるのではないかと私は考えています。

トップから末端のスタッフまで正確に物事が伝わっているかが重要なのです。

伝言がうまく伝わらないと誤解を招き、不信感を生む原因となります。

では、そもそもなぜ伝言ゲームが上手くいかないのか?

それは、受け取る側が発信する側の意図を理解できていなかったり、
時間の経過とともに記憶が曖昧になり、不確かな情報に自らの憶測を交えて次の人に伝えているからだと考えられます。

これに加えて、そもそも伝言そのものが行われていないという事も良くある事です。

伝言ゲームが上手くなるには報告・連絡・相談の頻度と精度を高める事が求められます。

まずは伝達すべき事柄、重要度、優先順位を決めておきます。

私の場合、「悪い事は最優先で報告する」という風に決めています。
良い事は後からでも構いませんが、悪い事は報告が遅れると、より悪い方向に物事が進むからです。

頻度については朝に「今日、すべき事の確認」
夜に「今日できた事、出来なかった事、明日やるべき事の確認」をするようにすると良いです。

口頭だけでは、言った言わないの問題に発展しがちなので文章でも残しておきたいですね。

逆に、文章だけでは感情が伝わりにくいので、誤解の種にもなります。
面倒ではありますが、文章と口頭、両方で行うのが最善ですね。

精度については
だれが? だれに? なぜ? いつ? どこで? なにを? 
どうやって? どれくらい?

と伝えるべき内容を決めておくことが必要です。

こうしておけば、殆どの場合伝達はスムーズに行われますが、
発信側と受信側の人間関係がうまくいっていない場合は

「情報が歪んで伝えられる」という事態が発生します。

受信側が自分の都合の良いように歪めてしまう事があるのです。

こうなってしまうとどうやっても伝言ゲームは上手く行きません。

結局のところ、一番大事なのは「人間関係」という事になります。
どれだけ素晴らしい仕組みがあっても、その仕組みを使うのは人間です。

なので、伝言ゲームを成立させるには
仕事の方向性を統一し、良好な人間関係を構築する事が不可欠なのです。

そんな良好な職場環境を構築するためのノウハウを公開したDVDが医療情報研究所さんから発売になりました。

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2週続けてのDVDリリースになりますが、
先週リリースさせていただいたのはイベント集客のDVDです。
まったく違う内容になりますので、お間違いなく

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チームNEXT勉強会の皆様へ

今週末は東京勉強会です。
先月の大阪に引き続きA先生が東京初登場となります。
保険照会の実態についてお話しいただきます。

私からは先月の続きで「価格以上の価値を提供する」というテーマでお話しさせていただきます。

週末、会場でお会いできることを楽しみにしております。

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