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お金に対する責任①

2013年4月17日 スタッフ研修
地元高知からこんにちは!

 

いつもは暖かな南国高知ですが、
今日はあいにくの雨模様、一昨日訪れた仙台より寒いです。

さて、先週に引き続き、スタッフ教育についてです。

セミナーやコンサルティングの中でもよく相談を受ける

「スタッフがお金を取りたがらない。」

という事象についてです。

施術家というのは、基本的に

「人の役に立ちたい」

という気持ちが強いです。

私も施術家の端くれ、その気持ちは今も持ち続けています。

そのためか、患者様からお金を頂くという事に抵抗を感じる人が多いです。

患者様に経済的負担を強いることに対して、罪悪感があるわけですね。

これに対しての、解決策は

研修を徹底的にやり、評価をする。

未経験者を雇用した場合によく起こることですが、
しっかりとした研修を受けずに施術に入ってしまうと、

「こんな技術で、お金をもらっていいのだろうか?」

不安に思ってしまいます。

これを回避するためには、研修を厳しく徹底的にやること
そして、評価をする機会を作ってあげること

研修が厳しければ、厳しいほど、それは自信に変わります。

「あれだけ練習したのだから、大丈夫!」

そう思えるくらいの練習は必要です。

「最初からそんなに厳しくしたら、辞めてしまいそうで・・・。」

そんな不安もあるかもしれませんが、

それに対しての私の答えは、

「そういう人には早く辞めてもらった方が良い」です。

研修が厳しいくらいで辞めるような人は
遅かれ早かれ、いずれ辞めます。

時間とコストをかけて研修をした上で、
戦力として期待したころに辞められるのはダメージが大きいです。

どれだけ研修が厳しかろうが、
実際に患者様からお金をいただくことに比べたら、優しいものです。

研修に耐えられないような人は絶対にお金を取れる人にはなれません。
お金をいただくということはそれだけ責任が重いことなのです。

もちろん、意味のないしごきやいびりは論外ですよ。

きちんと目的を持って研修を行うことが重要です。

その上で、きちんと評価をしてあげること

先輩たちから評価を受けていない、認められていない状態で
患者様からお金をいただくのは怖いのです。

評価をする=ダメ出し

と考える人もいますが、これは間違いです。

人間ダメ出しだけをされると自信を失います。

正しい評価とは、一定の基準に基づいて
出来ていることは出来ている
出来ていないところは改善点を伝えてあげる。

「全然できていないよ!」

と怒られるだけでは自信とモチベーションを失っていく一方です。

評価の目的は
「自信をつけさせること」
です。

なんでもそうですが、目的を見失わないようにしましょうね。

スポーツでもそうですが、
練習量が足りなかったり、練習で結果が出せていなかったら
自信をもって試合に臨むことは出来ませんよね?

受験勉強もそうでしょう?
勉強していない教科や苦手な科目があったら、
自信を持てませんよね?

研修と評価の重要性についてわかっていただけましたでしょうか?

このお金に対する責任については、まだまだお伝えしたいことがあるので、
次週も続編をお送りしようと思います。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

田村剛志 facebook
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