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本当に治療だけですか?

2012年3月21日 ブログ
おはようございます。

風邪気味でノドの調子が悪い田村です。

そんな中、3月18日新宿でセミナーを行ってきました。

当日は鼻声でお聞き苦しい点もあったかと思います。

この場を借りてお詫び申し上げます。あせる

人前に立つ以上、自己管理も仕事の内と認識しながらの失態お恥ずかしい限りです。

とはいえ、何とか3時間のセミナーを務める事が出来ました。

今回のテーマは「イベントで集客する」

$接骨院・整体院コンサルタント 田村剛志公式ブログ

4月は開業シーズン
(私自身、この4月は5件の開業案件を抱えております。)

そして、新規患者さんが増える時期です。

是非、イベントを使って集客していただきたいと思います。

セミナーでもお話ししたのですが、イベント集客で注意すべき点は

・自院の許容量に注意し、適正人数を集客する。

・一人一人の患者さんとしっかり関係づくりをする。

そして、顧客としての来院につなげる事。

治療院業界でのイベントと言うと、
プレオープンや治療体験会と言われるものが真っ先に想像されると思いますが、
我々の直営院ではこのブログでも紹介しているような
ハロウィンやバレンタインと言った季節イベントを行う事で患者さんとの距離を縮める事に挑戦しています。

そもそもイベントをする目的は「集客」の1点に尽きるわけです。

だから目的が達成できるのであれば、内容はなんでも良いのです。

そして顧客になっていただけるかどうかは「接触頻度」および「親密度」にかかっています。

セミナー講師を務めるようになってからは、特にそう感じております。

事実、3月18日のセミナーにおいでいただいた方々も

「実はなんのセミナーか知らないで来た。」
「田村さんに会いたくて来た。」

そうおっしゃっていただける方が何名もいらっしゃいました。

大変ありがたいです。

治療院運営でも患者さんにこう言っていただけたら嬉しいですよね?

実際の所、流行っている治療院には

「顔が見たく来ている。」
「話がしたくて来ている。」

こういう患者さんが多いように感じます。

よく
「うちは治療院だから、そういう患者さんは居ないよ。」
「うちは短期間で治すから、患者さんが増えているんだよ。」

とおっしゃる先生が居ますが、
この発言って実は大きな矛盾を孕んでいるんです。

本当に治療で勝負していて、数回の治療で完治しているのならば、
その上で1日100人を超える来院があるとすれば
25日稼働であれば、月間のべ2500名の来院ある事になります。

仮に患者さん一人あたりの治療が3回で終了しているとすると、
月間のレセプト枚数は834枚になります。

もっと言うと、3回で完治させているのであれば1ヶ月で患者さんは入れ替わる事になります。
つまり新規、再検(1ヶ月以上あけて来院される患者さん)の数が月間で834人来ていないと

短期間で治している⇒治るから新規が来る⇒治療目的以外の患者はいない
という理論は成り立たないんです。

私が知る限り、レセ枚数が800を超える治療院はあっても、
月に800人も新規集客のある治療院はありません。

あったとしても月800人もの新規集客が何年も続くとは到底思えません。

という事は、
治らないけど通っている患者さん、
もしくは治っているけどまだ通っている患者さん
治療以外の目的で通っている患者さんがどこの院にもいるのではないでしょうか?

もし、この事実を受け入れて下さる先生方が居るとしたら、
この春、患者さんに治療以外のサービスを提供してみませんか?

我々の直営院では4月にお花見イベントを企画中で、
患者さんと一緒にお花見に行きたいと思っております。

$接骨院・整体院コンサルタント 田村剛志公式ブログ

今回は初めての院外イベントになりますので、果たして患者さんがノッテきてるかドキドキです。

院外でのイベントに患者さんが来てくれたら、本物だと思います。

本日も最後までご覧いただきありがとうございます。

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