6月1日に予定されていた療養費の改定が先送りになる見通しとの事
詳しい経緯などは聞いておりませんが、一安心といったところでしょうか?
9月、10月に実施されるとも、療養費制度そのものが見直されるとか
各団体から色んな話が入ってきますが、これに一喜一憂してもしてもしょうがないので、
今やるべき事をやっていきましょう。
とはいえ、先日記事にしました患者照会の強化の方は、4月分の請求から実施されているという噂
先日も、懇親会の席で「4月分から協会健保の返戻が異常に増えている。」
というお話を複数の先生からお聞きしました。
うちの治療院では、
「10日以上の濃厚施術」
「3か月以上の長期通院」
「3部位以上の多部位請求」
は殆どないので、その影響が感じられませんが、
保険偏重の治療院さんにとっては死活問題になりかねませんね。
療養費の改定が先送りになったとはいえ、今後もどうなるかわかりません。
対策として収益の柱を増やすことが必要になってきます。
保険外施術、訪問マッサージ、訪問鍼灸、鍼灸保険、介護事業、教育事業etc
もちろん、保険を悪用する事はいけませんよ。
全うなやり方で収益の柱を増やしていきましょう。
5月13日(日)に行われたチームNEXT勉強会のテーマは「訪問マッサージ」
トータルケアかつしかの李哲先生と株式会社AIKIの中上先生のダブル講師
訪問マッサージの良い点は、
LTV(ライフタイムヴァリュー、生涯顧客単価)が高い事、
李先生によると平均利用月数12か月以上
通院ではなく、訪問ですので、雨が降ろうが、槍が降ろうが、利用者さんが困る事はないです。
拡大市場である事
今後、超高齢化社会を迎えるにあたって、需要はどんどん高まります。
ライバルが少ない事
これはデメリットでもありますが、あんま、指圧、マッサージ師の学校は規制があるため、柔道整復師の様に飽和する可能性が少ない。
初期投資が少ないため、リスクが低い
店舗を構える必要がありませんから、回収コストも少なくリスクが低いです。
拡大市場で、ライバルが少なく、リスクも少ない
こんな市場はめったにないですよね?
しかし、李先生、中上先生は言います。
訪問マッサージの良さは「やりがい」だと。
利用者さんが喜んでくれる。
これが何よりの報酬なんだと
訪問マッサージを始めるにあたっての障害は、
あん摩、マッサージ、指圧師の有資格者の獲得
医師からの同意書を得る事
簡単に開業できてしまうため、独立が早い
これにもしっかりと対策があるのですが、あまり書くと李先生、中上先生に怒られるので…。
いつもお世話になっている日本訪問マッサージ協会のホームページでも情報が得られます。
http://www.houmon-massage.jp/
激動の時代、新しい事にも積極的に挑戦していかねば時代に取り残されてしまうかもしれませんね。
行動するリスクよりも行動しないリスク
チームNEXT勉強会では、これからも柔整保険以外の収益の柱となりうるものを紹介してまいりたいと思っております。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。