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続・年間目標

2013年1月17日 数字は嘘をつかない
いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

大阪、和歌山、愛知と1週間の出張から東京に戻ってまいりました。

14日の成人式、東京は大雪だったと聞いておりましたが、

東京寒い!

大雪から3日もたっているのに、あちらこちらに雪が残っています。

雪が溶けないのだから、寒いわけです。

自宅の庭も雪だらけ

 

我が家の愛犬は雪が嫌いらしく、殆ど雪の上を歩いた形跡がありません(笑)

明日からの仙台出張が少々恐ろしくなってきました^^;

東京でこれだと、仙台は一体・・・

さて、先週投稿させていただきました「年間目標」について、
もう少し掘り下げて聞きたいという質問をいただきましたので、
追記させていただきます。

 

 

 

月の売上だけだと漠然としていて、具体性に欠きます。

そこで1日あたりの売上や、必要な来院人数にまで落とし込みます。

今回も表が小さいので、クリックして拡大した上でご覧くださいね。

仮定条件として、
①年間売上の予算は3,000万円
ここは自分の目標とする売上で結構です。
ただし、昨年とあまりにもかけ離れたものは、現実性に欠きます。

②顧客単価は3,000円 
保険を使っている人は保険も含めて考えてください。
単価がわからない人は、昨年の売上を総来院数で割ってください。

③定休日は日曜日と祝日、お盆、年末
半日休みは想定していません。
半休がある方は、1回0.5で計算して下さい。

④1分単価は100円
1分単価=施術単価÷施術時間で計算しています。
30分3,000円なら、1分100円です。

⑤稼働率は60%設定
稼働率とは1日の勤務時間の内、施術をしている時間の割合です。
ここでは8時間勤務(60分×8=480分)で計算しています。
稼働率60%なので、1日288分で設定しています。

上記の条件さえ決まれば、

必要な1日平均売上

月間売上予算÷営業日数

必要な1日平均来院数
(月間売上予算÷顧客単価)÷営業日数

必要な施術者数
月間売上予算÷(288分×営業日数)

という計算が出来るようになり、必要な条件が見えてきます。

この店舗の場合だと、
必要な施術者は2.4~2.71人
つまり施術者3人いれば、十分に対応できるという事がわかる。

売上が伸びていく春~夏にかけて、人員が必要になるようならば、
事前に人材の確保をしないと、人員不足で売上がストップする事になる。
そういう意味で年初に人員計画を立てておくことは重要です。

来院数が足りないのであれば、
広告を打つなり、体験会をやるなりの集客活動が必要になります。

折込チラシの反応率は0.1%~0.5%
ハンディングなら1%~5%
ネット集客は~1.5%程度

と何をしたら、どのくらいの集客があるかは既に分かっているので、
足りない人数をどうやって集客するかの算段が立ちます。

もっとも、冬の時期は新規獲得よりも既存顧客の掘り起しをおススメしますが・・・。

こういった数値を年初に算出しておくことで、年間でやるべき事が決まってきます。

この予算表が売上を作る上での設計図になるわけです。

実際に数字に結び付けていく、行動計画については3ヵ月程度のスパンを持って
計画されることをおススメします。

あまり短期で計画を立てると、途中で息切れしたり、
諦めてしまう原因になりかねません。

ひとつひとつ、少しづつクリアしていく事ですね。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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