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休みを増やすと売り上げが上がる?

2013年7月31日 スタッフ研修
本日は埼玉県からこんにちは!

埼玉県は修業時代の先輩・後輩が数多く開業している土地、
年々厳しくなる業界の中で成功している先生が多いのは
やはり師匠の教えが良かったからなのだろうと改めて感じます。

さて、本日はスタッフのお休みを増やすと売上はあがるのか?
というテーマでお伝えしたいと思います。

我々チームNEXTの仲間からも最近はスタッフさんの雇用条件向上についてご質問を受けることが多いです。

雇用条件と言えば、
・給与
・お休み
・拘束時間
・福利厚生
といった辺りが思い浮かぶわけですが、本日はお休みについてです。

私のクライアントや自社の事例を基に言えば、ある程度休みを増やした方が、売上は上がることが多いです。

単純に考えれば、休みが増えるという事はそれだけ営業時間が減り、売上を作るチャンスは減るわけですから普通は売上は落ちるはずです。

しかしながら、現実は必ずしもそうではなく、休みを増やしたことによって売上が上がる例も少なくないのです。

弊社の場合も元々は週に半休1回、全休1回にしていたのですが、
「半休では休んだ気がしない」というスタッフの意見もあり、月に6回全休を取るようにしました。
更に、1日当たりの拘束時間も減らしました。
休みを増やした直後は、若干売り上げが下がりましたが、すぐに以前の水準まで売上を戻すことが出来ました。
そして、その後は徐々に売上は上がっていきました。

弊社の場合は計算上の営業日数は同じなので、厳密にはお休みを増やしたとは言いにくいかもしれませんが、
クライアントや勉強会のメンバーの治療院では週1回の休みから週休2日に切り替えた治療院もあります。
にも拘わらず、売上が伸びる治療院が多いのです。

なぜか?
はっきりとした検証が取れているわけではないので、推測にはなりますが、
スタッフさんのモチベーションが大きく関わっているのではないかと考えています。

治療院は体力勝負の面が少なからずあります。
当然肉体的な負担も大きく、休みが少なく、拘束時間が長ければ疲れが出て、集中力ややる気が低下しても不思議はありません。

コンサルティングで訪問させていただいたとき、私が最初にチェックするのはスタッフさんの表情。
売上が低迷している治療院はスタッフさんの表情が明らかに疲れていることが多いです。

そして、掃除が行き届いていない事や、電話の対応にトゲがあったり、接客時にも笑顔がなかったりとQSCのレベルが低下しています。
当然患者さんの満足度は低下していくことになります。

これでは、患者さんにリピートしてもらうことは難しいですよね?

営業時間を増やすことはもちろん、チャンスを増やすという意味で有効ではあると思います。
しかしながら、我々の商品は人です。
人である以上、心身ともに疲労します。

コンディションの悪い中、質の低い接客・施術をさせるよりは
休みを増やすことにより、スタッフさんの集中力ややる気を回復させ、心のこもった接客・施術をしていただく事が
患者さんの満足度上げることに繋がり、リピート率の向上につながっているだと感じています。

ちょうど来月はお盆休みがありますね。
試しに例年よりも1日、2日休みを増やしてみてはいかがでしょう?

意外と例年と売上が変わらないのではないかと思います。
それどころか売上が上がることもあるでしょう。

人のモチベーションというのはそれほど、仕事の質に影響を与えるものです。

最近、スタッフさんが疲れている、QSCのレベルが低下してきている。と感じている先生は試験的にお休みを増やされてみてはいかがでしょう?

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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