挑んできました
富士5合目から見上げる山頂
前々から計画はあったものの多忙のため全く準備できず…
関西出張から戻ったその足で
ドンキホーテで登山グッズを購入
思えば、この時点で富士山をなめ過ぎてました…
5合目登り口
この時はその後の過酷さ等想像だにせず
晴れていたのは6号目までで、以降はひたすら雨…
途中、新六号目、本六号目、新七号目、七号目….と山小屋があり休憩できるわけですが、濃霧のためこの山小屋までの距離が上っている間はほとんどわかりませんでした。
目標が見えないとこれ程辛いのか…
あと200メートルの標識が見えると、俄然元気が出ます。
中間目標って大事ですね。
もうちょっと細かく標識出してくれたらいいのに
真夏とはいえ、富士山の気温は一桁台
雨に濡れた体は一気に冷えてしまうので、体温が下がらないようにペースを上げます。
途中何度か心が折れそうになりながら、どうにか宿泊予定の8.5合目の山小屋に到着
6時間雨に打たれた体は冷えきっていて、何か暖かいものを摂らないとマズイと思い、山小屋のメニューを見ると
味噌汁500円
驚異の値段…
とはいえ背に腹は変えられぬと注文
完全にインスタント
富士山8.5合目までの運送コストを考えるとこんなものなのでしょうか?
寝床も2人で布団1枚分…狭い
宿泊というより仮眠ですね。
翌朝の御来光に備えてしばし、眠りにつき、目覚めると
強烈な頭痛
高山病なのか、風邪なのか分かりませんが、かなり辛い…
頂上へ行くのを諦めて下山しようかとも思いましたが、
ここで帰ったら一生後悔するので、気合いで登頂
一歩ごとに頭に響き、クラクラしながらもどうにか山頂にたどり着きました。
2日目も悪天候でしたが、山頂についた一瞬だけ晴れてくれました。
山頂から見る雲海
この後、またも天候が悪化し、下りの3時間も延々と雨に降られ続けることに・・・。
ほとんど景色を楽しむことなく終わった富士山登頂でしたが、
沢山の教訓とやり遂げた充実感を得ることが出来ました。
今回の教訓
何事も事前の情報収集と準備が大事
大きな目標を成し遂げるためには中間目標の設定が重要
最後にモノを言うのは気合と根性
以上、富士山登山レポートでした