治療院業界　ITビックネームと対談

最近五反田に事務所を移転しました。

工藤さんとはこの所よくお会いさせていただいておりますが、

物静かな外見とは裏腹に熱い気持ちを秘めた方です

打合せの内容はまたいずれ…

期せずして、治療院業界のITビッグネームお二人と同日にお会いするというレアな経験をしたわけですが、インターネットで集客する要素についてはお二人とも似た見解をお持ちでした。

そして、共通のお悩みもお持ちでした

それは皆さんホームページを作ったら、すぐ上位表示されると思っていらっしゃるようですが、SEOがあがってくるまでに半年～1年かかることを理解してほしい。という事でした。

ホームページを作った直後はSEOが上がりにくいので、PPCでフォローする形が良いそうです。

さて、今週のブログは長くなりますがお付き合いください

チームNEXTでは治療院の「予約優先性」を推奨しているのですが

なかなか踏ん切りがつかない

イメージがわかない

クレームになりそう

患者さんが減りそう

となかなか抵抗が大きいようです。

そもそもなぜ予約優先性を推奨しているのか？

多くの患者さんにとって、「待たされる」ことはデメリットです。

それに対し、従来の接骨院ではローラーベッドやウォーターベッド、マッサージ治療器、電気治療器等を待ち時間をごまかすために導入してきました。

何百万というコストをかけて

しかしながら、治療開始から治療終了までの時間が長いという問題点は解決されておらず、ともすると各機械の順番を待つという事態になってしまっています。

これらの問題は予約優先性にすることでほとんど解決することが出来ます。

機械を使わずに待ち時間の問題を解決できれば、それだけで数百万の価値があるという事になります。

ひとつ注意していただきたいのは

完全予約と予約優先性は違うという事です。

完全予約は「治療を受けたかったら必ず予約をして下さい。」というどちらかというと院側の都合を優先したスタンス

新患さんが入りづらくなったり、衝動的に来院する患者さんがいらっしゃらなくなるので、患者数が減ることが多いです。

予約優先性は「予約を取ることもできますよ」という患者さんの利便性を上げることを目的にしたスタンス

飛び込みでも利用できますから新患さんが減ることもなく、待ち時間を嫌って足が遠のいていた患者さんが来院しやすくなるため、ほとんどの場合来院数が伸びます。

全ての患者さんに予約をしてもらう必要はありません

待ち時間が気になる患者さんだけに予約を取ってもらえばよいのです。