本日は千葉県柏市から愛知県豊橋市へ移動中
今週は
兵庫⇒大阪⇒千葉⇒愛知⇒兵庫⇒岡山⇒兵庫⇒東京⇒大阪
と絶好調に桃鉄です(笑)
さて、本日は最近質問の多い、店舗物件の選び方についてお答えしようと思います。
ちょっと長いですよ。
新規開業に当たってどんな店舗を選べば良いのか?
答えは簡単、
大規模な集客施設 =駅や大型のショッピングセンターなど人が日常的に多く集まる場所
から至近 =3分圏内 (5分ではやや遠い)
1階で間口がひろい店舗、出来たら角地
これが理想的な店舗です。
が、地域によってはそもそもそんな立地が存在しない
存在しても空きが出ない
そして、何より家賃や保証金が高くて借りられない
というのが現実
特に初めての開業の場合、最近は金融機関の審査も厳しいので
なかなか高額な借り入れは出来ません。
なので、最初はどうしても二等立地、三等立地でスタートせざるを得ないわけです。
では、その中から少しでも条件のいい物件を選ぶための基準をお伝えしましょう。
①デイリー性はあるか?
大規模集客施設に近い方が良いという理由は、
駅であれば、毎日通勤、通学で利用する方が、
ショッピングセンターであれば、買い物に来る人がいらっしゃいます。
つまり、毎日店の前を通る必然性があるのです。
患者さんが来なくなる最大の理由は「忘れる」
毎日店舗を目にしていれば忘れられる確率は下がりますね?
また、近くと通る必然性があれば、「ついで」に寄ってくれる可能性も上がるのです。
近くを通る事が多ければ、それだけリピーターを確保しやすいのです。
なので、デイリー性は店舗選びにおいて重要視すべき要素です。
郊外の場合であれば、幹線道路の沿いで駐車場が確保できるなど、
多くの人が通勤、通学に利用する生活道路はデイリー性が高いと考えてよいです。
②視認性は高いか?
その店舗は目立ちますか?
1階である事に越したことはありませんが、
2階、3階でも視認性が高ければ、集客できます。
空中階の場合、看板は出せるのか?
1階にブラックボードはおけるか?
通りからの視認性はどうか?
等に注目しましょう。
2階以上の空中階の場合、通りの幅にも注意が必要です。
道幅が広ければ、空中階でも視認性の確保が可能ですが、
道幅が狭い場所だと空中階の視認性は格段に落ちます。
看板も通りに対して並行に存在する看板はあまり意味がありません。
わざわざ振り返って、店を正面から見ないと目に入らないからです。
袖看板と言って、通りに対して直角にせり出しているような看板の方が視認性が高いです
他にもまだまだ要素はありますが、
この2つは特に大事です。
そうそう、
「コンビニ跡地ってどうなんですか?」
と、聞かれる事も多いのですが。
これはアリです。
コンビニの出店にはお金をかけて相当面綿密なリサーチをしています。
なので、立地的には良い場所である事が多いです。
郊外であれば、一等立地と考えていいと思います。
駐車場もしっかり確保されていますし、
角地を抑えている事が多いです。
「でも、コンビニが潰れた所なんて良くないんじゃないですか?」
こうも言われますが、他の物件も、
何らかの店舗が撤退した後
ですから気にしなくていいです。
コンビニの場合、他店の差別化が難しいので、
競争が激化すると顧客が分散してしまいます。
その結果、撤退が発生しますが、
主に立地の問題ではない事がほとんどです。
高立地な分家賃は高いですが・・・
まだまだ、お伝えしたい事は沢山ありますが、
新規重視か、リピート重視かで選び方は変わります。
不便な場所でもリピートさせる自信があるのならば、
新規の獲得しやすい目立つ場所を選ぶのが良いです。
反対に立地が悪くても新規を獲得できる自信があるのならば、
利便性の高い場所を選ぶのが良いでしょう。
業態としては、整骨院や鍼灸院の様に広告に規制のある業態は前者
整体やエステのの様に広告に規制のない業態であれば後者
をおススメします。
基本的にコンサルティング会員様以外からの個別質問はお受けしておりませんが、
問い合わせの多いものにつきましてはこのブログでお応えしていこうと考えております。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。