今年も残すところ10日あまり、ホントにあっという間ですね。
写真は大阪梅田の巨大雪だるま
当社も世間にならっての東京の2院のスタッフが集まっての忘年会
ハイテンションの秋山院長
現場は任せたよ
昨年4月の開業から、随分スタッフも増えました。
その間、いろいろな事が起こりましたが、スタッフたちも逞しく成長してくれました
日本中を飛び回り、殆ど手をかけてあげる事が出来なかったこの1年
たまにしか会えないけど、会うたびに私が驚くほどの成長を感じさせてくれます。
本当によく頑張ってくれたと思います。
ありがとう！
感謝！
さて、今日は最近よく質問を受けるNO2の役割について
私は前職、現職において組織のN02という立場でずっとお仕事をさせていただいています。
基本的にコンサルティングも擬似的にNO2の役割を果たすことだと考えています。
その立場から個人的な見解として述べさせていただきますと
NO2に求められること
誰の味方でもない事
NO2は組織を守る事を最優先に考えるべきです。
ですから、オーナー、スタッフ、顧客、誰の味方であってもならないと考えています。
言い換えると誰よりも客観的視点を持っている事、公平である事が求められます。
オーナーが相手であろうと、組織にとって良くない事であればそれを指摘する気構えも必要です。
オールマイティである事
組織内で行われている業務を一通り経験し、知っている必要があります。
そうでないと組織内の問題点を把握する事が出来ませんし、
適切なアドバイスをすることが出来ません。
利己的でない事、献身的である事
NO2が私利私欲に走ると大変な事になります。
ある意味経営者以上に組織の事を知り尽くしていますから、
その全てを持って、競合する組織を立ち上げられることになりかねません。
人間性を見極める事が大事です。
打たれ強い事、精神的にタフである事
多くの場合、NO2に仕事が集中します。
そして、時に経営者、スタッフ、顧客の間の板挟みになる事もあり、孤独に陥る事もあります。
ですから、精神的にタフでないと務まりません。
理念を共有できること
NO2が組織に与える影響は絶大です。
もし、経営者と異なる理念を持っていた場合
組織を崩壊させるきっかけとなりかねません。
経営者との違い
かなり極端な私見ですが、経営者は能力的に優秀である必要はないと思っています。
経営者に最も必要な能力は『人間的魅力』これが無いと人はついてきません。
この部分が経営者に欠如していると、お金で動く人ばかりが集まり、離職率の高い職場になるでしょう
私は経営者＝リーダー、NO2＝マネージャーだととらえています。
リーダーに適している人は、情熱的かつ直感的で人情味があり、行動速度の速い人
マネージャーに適している人は、冷静で論理的、慎重である人
リーダーの仕事は、選択する事、決断する事
マネージャーの仕事は、情報を集める事、伝える事、分析する事、実行する事
よく私は、「なんで自分で会社を作らないの？」と聞かれます。
それは客観的に自分を見て、決定的に決断力に欠けているからです。
また、経営者はある部分で利己的でなければなりません。
自己の利益を確保するためには他者を犠牲にするぐらいの心構えが無ければなりません。
残念ながら、自分にはその気持ちが欠如しています。
昔、ある人に「あなたの最大の欠点は欲が無いことだ。」と言われたことを思い出しました。
少し話がずれてしまいましたね
もし、今貴方が自分の組織でNO2を探しているのならば、上記の適正に会う方を見つけられると良いと思います。
ノウハウは進化する
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